弊社は、経営コンサルティングと教育・研修の両面にわたり、ものづくり企業の収益構造改革を全体最適化の視点で支援しています。私たちは、企業の成果である利益の最大化と資本の充実を図るために、以下の重要な要素に焦点を当てて取り組んでいます。
・経営ビジョンの策定
経営理念のもとに経営ビジョンを明確に掲げることで、長期的な方向性を示し
全社員の共感と参加を促進しています。
・中期経営計画の策定
全社員の参加のもと、中期経営計画を策定し、経営方針を明確にし共有すること
で組織全体の統一を図り、目標達成に向けた具体的な行動計画を立案しています
・営業課題の解決
営業力の強化を通じて、顧客との関係構築や受注量の拡大を支援し、収益拡大に貢献しています。
・生産課題の解決
新製品開発のマーケティング戦略の策定や開発設計・生産技術力の強化、コスト競争力の強化など、生産部門の
効率と品質向上を支援しています。
・組織課題の解決
人事評価制度の導入、安全衛生活動の強化、QCサークル活動の導入、リスクマネジメントの強化、5Sと見える
化の推進など、組織全体の活性化を促進しています。
私たちは、お客様企業とのパートナーシップを大切にし、経験豊富な専門家と共に、継続的な改善と成長を実現するために努めています。これまでの主な支援実績を下記に示します。
＜工場改善＞ ＜設計力強化＞ ＜セミナー講師＞
＜経営理念・行動規範の制定＞
当社は、信頼と安心を提供するために経営理念と行動規範の制定を重要な取り組みとしています。経営理念は、経営に対する基本的な考え方を示し、我々のビジネス活動の指針として機能します。そして、行動規範は、経営理念の実現に向けて社員が取るべき行動を具体的に示したものです。
これらの経営理念と行動規範は、企業経営のトップに位置付けられ、社員や組織全体の行動における道しるべとなります。部門内や部門間のコミュニケーションを強化し、社員が主体的に行動できる環境を築くことで、組織を活性化させる努力をしています。
「戦略は組織に従う」という言葉がありますが、経営理念と行動規範は、組織（風土）を醸成する上で非常に重要な役割を果たしています。これらの原則に基づいた行動は、組織の一体感を高め、共通の目標を達成するための力強い結束を生み出します。
さらに、経営理念と行動規範の制定は、社内外に対して明確な企業姿勢を示し、企業活動の礎となります。顧客や取引先との信頼関係の構築は、中小企業にとって特に重要であり、我々は誠実な姿勢を持ってビジネスを行い、社会に貢献することをお約束します。
お客様企業が成功するために、経営理念と行動規範の制定において、弊社はサポート致します。共に歩み、信頼と安心の築くビジネスパートナーとして、共に成長していくことを願っております。
＜中期経営計画の策定＞
当社は、企業の成長・発展をサポートするために、ビジョンを描き、現状とのギャップを埋める戦略を策定し、経営計画を全社員と共に遂行しています。そのために、マネージャーの役割が重要であり、経営幹部の皆様と協力して企業ビジョン、成長戦略、事業戦略、機能別戦略、そして中期・短期経営計画をつくることで、遂行力を高めています。
具体的には、将来の外部環境の変化を抽出し、企業にとっての機会と脅威を見極め、将来の企業の姿を描きます。その上で企業の強みを活かし、弱みを克服するための変革・改善の方向性を示します。さらに、既存製品と新規製品の業績目標数値を設定し、解決すべき課題を明確にします。これらの課題を財務、顧客、業務プロセス、人材と変革の視点に展開し、戦略マップに落とし込みます。
そして、各課題ごとに管理指標を定め、進捗状況を見える化することで、PDCAサイクルを回します。計画段階からマネージャーが関わることで、スピーディで効率的な運営が可能となり、企業および社員の学習能力が向上し、持続的な成長・発展が実現します。
お客様企業がより確実に成功するために、弊社はビジョン実現のための戦略と遂行に強く関与し、共に歩みながらステップアップしていくことをお約束します。我々は、中小企業の成長を心から支援し、豊かな未来を共に築くパートナーであることを自負しています。
＜ 営業力の強化 ＞
「営業力は企業力」と言われるように、営業は企業の代表として顧客や社内の信頼や安心を築く重要な役割を果たしています。顧客の立場に立ち、要望にマッチした製品やサービスを提供し、市場の変化や競合他社の動向を捉え、製品改良や新製品開発のリーダーとなることで、顧客の評価を高めることができます。
営業の世界は現実には泥臭く、粘り強い活動が必要ですが、効果的に営業活動の質を上げるためには、科学的な手法による営業プロセスの見える化が重要です。顧客訪問頻度や情報の収集、商談情報の活用、景気動向や市場トレンド情報の把握など、様々な情報をもとに、営業マンが主体的に考えることが大切です。
また、全社レベルにおいても、商談数や将来の受注見込を把握し、受注・逸注・ノータッチ分析による自社評価を行うことで、改善すべき点を把握し企業力の強化につながります。
私たちは、営業プロセスの向上のために、人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通して、中小企業の営業力の強化を支援します。信頼と実績を築くための助けとなるよう、真摯に取り組み、共に成長していくパートナーとしてお手伝いいたします。
顧客との良好な関係構築や収益の拡大に向けて、私たちの経験とノウハウを駆使し、お客様企業の成功を共に目指すことで、未来に向けて新たな一歩を踏み出すことを心より楽しみにしております。
＜ 新製品開発のマーケティング戦略の策定 ＞
弊社は、新製品開発のマーケティング戦略の策定を通じて、確実に市場への投入を実現し、企業の成長・発展をサポートしています。マーケティング戦略は、「誰に、何を、どのように」のコンセプトを策定し、顧客に感動を与える価値を提供するための戦略です。
変化の激しい現代社会において、企業が成長・発展していくためには、外部環境分析や内部環境分析を通じて標的市場を設定し、新製品開発を推進する必要があります。テーマ起案書を通じて事業性やスケジュールを検討し、戦略の基盤を築きます。
戦略が決まると、様々な視点から顧客のニーズや法規制を調査し、競合他社とのポジションを明確にします。お客様へのアンケートを実施し、定量的な判断を行い、新製品の狙いを確認します。
新製品の狙いが明確になると、顧客の求める機能を実現するためのアイデア出しを行い、技術性と経済性を評価し、企画品質表や製品構想図を作成します。最終的には商品企画方針書に展開します。
私たちは、新製品開発のマーケティング戦略の策定プロセスを習得することで、確実に市場への投入を実現します。人づくり・しくみづくり・道具作りの実践を通して、中小企業の成長を支援します。
皆様の企業の成功に向けて、私たちの経験と専門知識を駆使し、共に未来に向けて歩んでいきましょう。お客様企業の皆様とともに、素晴らしい成果を上げることを楽しみにしております。
＜ 開発設計・生産技術力の強化 ＞
弊社は、競争の激しい現代において、企業の競争力を築くために、以下の５つの競争要因に焦点を当て、差別化や低コスト化を図り事業を推進しています：①既存業界間の敵対関係、②売り手の交渉力、③買い手の交渉力、④新規参入の脅威、⑤代替品の脅威。こうした競争の中で築かれた競争優位性は、製品の販売を通して利益の最大化につながります。
競争力の源泉は、開発設計・生産技術力にあります。外部環境の変化を予測し、需要が高まる製品とそのために必要な技術を見定め、ロードマップを作成して優先順位を決め、先行して研究開発を進めることが必要です。また、構造物の強度計算や油圧・電気回路の設計、工場レイアウトのサポートなど、具体的な技術支援も行っています。
ものづくり企業の差別化の基盤となる開発設計・生産技術力の強化に向けて、私たちは人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通じて全面的にサポートしています。お客様のニーズに合わせた技術革新を促進し、企業の競争力を向上させるお手伝いをいたします。
私たちと共に、新しい技術を活用して事業を進化させ、競争力の強化に取り組みましょう。お客様企業の皆様と共に、持続的な成長を達成することを心より願っております。
＜ コスト競争力の強化 ＞
弊社は、事業活動の成果である営業利益の向上を支援するために、ＶＥ（価値工学）の考え方を重要視しております。ＶＥは、「最低のライフサイクル・コストで必要な機能を確実に達成するために製品やサービスの機能的研究に注ぐ組織的努力である」と定義されます。
具体的には、顧客が要求する機能（F）に対して、顧客が期待する価格（P）を決め、それに企業が必要とする利益を差し引いて目標コスト（C）を設定します。そして設計、購買、製造の各部門が協力して実績原価を目標コスト以下に削減するためのアイデアを出し合い、最低のコストで機能を実現する方法を見つけ出します。
同時に、効率的で科学的な原価低減活動を行うためには、コスト構造の数式化が必要です。コスト構造を知ることで、材料費や加工費の改善にどのように取り組むべきかがわかり、原価の削減に効果的なアプローチが可能になります。
このようなＶＥの活動を行うことで、成行管理ではなく事前に原価保証を行うことができ、目標コストを達成することが可能になります。モノができてからの原価低減活動ではなく、事前にコスト競争力を強化することが重要です。
弊社は、お客様企業の皆様と共に、効果的なコスト競争力の強化を実現するための人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通じて支援してまいります。経験豊富な専門家とともに、お手伝いいたします。より競争力を高め、成功への一歩を踏み出しましょう。
＜ 開発ステップとDRのしくみの構築＞
弊社は、後戻りのない目標通りのQCD（品質・コスト・納期）の達成を実現するために、開発案件ごとに明確なステップとチェックポイントを設けることが必要と考えております。
開発の各段階においては、専門的な知識を集め、改善点を提案し、計画及び設計結果を審査するDR（設計審査）の組織的活動が重要です。DRの活動により、次の段階への移行の可否を適切に判断し品質と効率を確保します。
このように、開発ステップを事前に定めることで、以下の４つの効果が得られます：①顧客ニーズの見える化、②製品の品質機能設計の向上、③源流段階でのコストの創り込み、④市場への早期製品投入。これらの効果を通じて、目標通りのQCDを確保することができます。
弊社は、開発ステップとDRのしくみを構築するために、専門知識と経験を持つチームが全力でサポートいたします。人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通じて、中小企業の開発プロセスを強化し、成功に導きます。
一緒に目標を達成し、競争力を高めるために、私たちの経験とノウハウを活用しましょう。お客様企業と共に、未来の成功に向けて歩みを進めることを楽しみにしております。
＜ 設備投資の経済性計算 ＞
弊社は、設備導入を検討する際に重要な経済性計算をサポートいたします。設備投資によりどれだけの利益が得られるのか、また何年でその投資を回収できるのか、埋没コストを回避するためには、経済性計算を怠ることなく行うことが大切です。
具体的には、設備投資をしないで事業を継続した場合と設備投資を実施した場合でキャッシュフローの年度累積の差を詳細に分析し、何年で設備投資額を上回るのか事前検証を行います。この検証には代表的な計算手法であるNPV（正味現在価値法）を活用します。NPVは、設備投資や開発投資などあらゆる投資評価に応用可能であり、経済性の評価に役立ちます。
特に新製品開発に関しては、営業部門と生産部門が目標の明確化を図ることが重要です。営業部門では単価と数量、生産部門では原価の目標を明確にし、PDCAサイクルを回すことで効率的な経営が実現されます。社員のモチベーションの向上にもつながり、成功への道を切り開くことができます。
弊社は、開発投資や設備投資の経済性計算において、具体的な方法や手法をサポートいたします。経験豊富な専門家とともに、合理的な意思決定を支援いたします。経済性計算を通じて、お客様企業の成長と繁栄に貢献することを心から願っております。
＜ 人事評価制度の導入 ＞
弊社は、人的資源の大切さを理解し、社員一人一人の能力や適性を的確に把握し、能力を伸ばし育成することを重要視しています。そのために、透明性のある人事評価制度を導入し、社員と企業の成長と発展に寄与しています。
私たちの人事評価制度は、社員の能力や達成した業績、業務遂行過程での能力を的確に把握し、能力開発に焦点を当てています。評定を通じて社員一人一人の力を最大限に発揮させることを目指し、給与、報酬、資格などの処遇にも適性を持たせています。
また、評定は社員個々人にとって非常に重要なものです。自分がどう評価されているかは、モチベーションや成長意欲に直結します。そのため、私たちは制度をシンプルで透明性のあるものにして、社員に信頼と安心を提供しています。評価プロセスや評価基準は全社員に公開されており、自己研鑽を促す環境を整備しています。
さらに、人事評価制度は会社の組織風土を形成する大きな要因です。公平で公正な評価が行われることは、社員の士気を高め、ポジティブな競争意識を育む助けとなります。優秀な社員の能力を評価し報酬に反映させることで、モチベーション向上や定着にも寄与しています。
私たちの人事評価制度は、企業の価値観に基づいたメッセージでもあります。優れた人材を育成し、価値を持った人になることを目指しています。また、稼いだ利益を適正に社員に還元する指針となり、社員の意欲を高め、共に成長・発展しています。
透明性のある人事評価制度の導入により、社員と企業のパフォーマンス向上に大きく寄与しています。私たちは社員一人一人の成長を大切にし、共に未来を築いていくことを誓っています。
＜ 安全衛生活動の強化 ＞
弊社は、安全衛生維持活動の強化を通じて、職場の安全と労働者の健康を最優先に考えています。以下の５つの活動を徹底し、安全な職場環境の構築に取り組んでいます。
・５Ｓ活動（整理・整頓・清掃・清潔・躾）
職場の安全性と効率向上を両立させるために、５Ｓ活動を実施しています。整理整頓を行い、作業環境を整えることで、事故やけがのリスクを低減し、生産性を向上させています。
・Ｋ・Y・T活動（危険予知訓練）
Ｋ・Y・Tは「危険予知訓練」の頭文字であり、潜在的な危険を予見して事前に対策を行う活動です。災害の芽を発見し、早期に取り除くことで、職場の安全性を高めています。
・ヒャリ・ハット活動
ヒャリ・ハット活動では、作業中に危険な状況やケガを免れた事例を報告し、職場全体で学び合う文化を築いています。事故を未然に防ぎ、ケガのない職場作りを目指しています。
・指差呼称活動
作業前や後に自分が行うことを指で指し示し、声を出して安全を確認する指差呼称活動を行っています。コミュニケーションを活発にし、ミスや事故の防止に努めています。
・リスクアセスメント
リスクアセスメントでは、危険を抽出し評価し、優先順位を付けて対策を実施しています。事前のリスク管理により、安全性を高める取り組みを行っています。
これらの安全衛生維持活動は、人づくり・しくみづくり・道具づくりを通して支援しています。職場での安全意識の向上と積極的な安全対策を徹底し、社員の安心と健康を保持・増進するために努めています。安全第一の企業文化を確立することで、よりよい職場環境を実現しています。
＜ ＱＣサークル活動の導入 ＞
弊社はQCサークル活動の導入により、以下のような効果をもたらし、企業の発展と働き方改革を推進しています。
・企業の体質改善・発展に寄与
社長の方針のもと、各部門長が部門の使命を全うするための課題を掲げ、全員参加で解決に取り組むことで、企業の成長と発展を実現しています。QCサークル活動は、組織全体の改善を促進し、持続的な発展に寄与しています。
・人間性を尊重して生きがいのある明るい職場づくり
職場は社員が多くの時間を過ごす場所です。QCサークル活動においては、人間性が尊重され、個々の社員が尊重される職場づくりを重視しています。それにより、生きがいのある明るい職場環境を築き上げ、社員の満足度とモチベーション向上に貢献しています。
・人間の能力を発揮し、無限の可能性を引き出す
QCサークル活動はリーダーシップの強化にも繋がります。リーダーは各個人の能力を発揮させ、グループをまとめて方向づけを行い、モラールを高め、組織全体の足並みを揃える役割を果たします。その結果、社員の自己啓発の意欲が高まり、予想を超えた実力が開花し、職場全体が更なるレベルアップを達成しています。
QCサークルの導入を通じて、人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を支援しています。社員一人一人の能力を最大限に活かし、積極的な改善とイノベーションを実現することで、企業の発展と働き方改革を共に推し進めています。
＜ リスクマネジメントの強化 ＞
グローバル化や情報化の進展により、企業の経営環境は大きく変化しています。このような変化により、世界規模で不確実性が増大し、企業は多様なリスクに直面しています。成長・発展を遂げるためには、企業はリスクを理解し、対応することが重要です。
リスクマネジメントは、組織的にリスクを管理し、損失を回避、低減、移転、受容する戦略を選択するプロセスです。これにより、企業の価値を維持・増大させるために、障壁となるリスクとその影響度・発生頻度を正確に把握し、事前に対策を講じることが可能となります。リスクマネジメントは、危機発生を回避し、危機時の損失を最小限に抑えるための重要な経営管理手法となっています。
近年、業務の複雑化によりアウトソーシング化が進んだ結果、新たなリスクが顕在化しています。外注先の業務停止が自社への連鎖的影響をもたらすことや、社員の法令違反による品質問題などが挙げられます。このような変化により、リスク管理の重要性が増しており、企業は積極的にリスクマネジメントを行う必要があります。
弊社はリスクマネジメントの強化を通して、企業の成長と安定経営への貢献を目指しています。人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通じて、リスクへの理解と対応力を向上させ、未来においても持続的な成長を実現します。企業が安心して事業を進め、成果を上げるためのリスクマネジメントを全面的に支援しています。
＜ ５Sと見える化の推進 ＞
弊社は、ものづくりを効率的に行うために、全員参加型の協働活動である５S活動を大切にしています。５S活動は、企業活動のベースとなる基礎的な取り組みであり、必要なものを必要な量だけ、必要なときに提供するために整理・整頓・清掃・清潔・躾を行います。
効率的なものづくりを実現するためには、製品・仕掛品・材料部品だけでなく、設備・治工具など職場内全般にわたり、整理された状態を維持し、必要なものがすぐに取り出せるように整頓されていることが重要です。整理・整頓された職場は品質面や安全面においても良好な管理状態を保ち、顧客に信頼と安心を与える製品を造ることができます。
また、「見える化」により目で見て正常か異常かがすぐにわかるしくみを導入することも重要です。これにより、問題点や改善点が浮き彫りにされ、全員参加の改善活動が促進されます。
５S活動と見える化の推進は、ものづくりの基盤づくりにつながります。私たちは人づくり・しくみづくり・道具づくりの実践を通して、５S活動と見える化の重要性を徹底し、効率的なものづくりをサポートしています。
お客様に信頼される製品を提供し、持続的な成長を実現するために、５S活動と見える化を中心にした取り組みを全面的に支援しています。より良いものづくりのために、日々改善を重ねていくことをお約束いたします。